JPNIC下で管理されている番号資源をWHOIS検索してみた。
全般に検索文字列に対する最も細かい分配(割り当て、割り振り)が得られる。
しかし、話はそう簡単ではなかったのである。。。
ざっくり要約すると、WHOISは利用者が相当の知識を持っていないと使いこなせない。
どのサーバにどんな情報があって、それを調べるために必要となるサーバ毎に異なるオプションや記法を理解しないといけない。
また、サーバ毎に応答のフォーマットや文字コード、含まれる情報が異なるので、それを 利用するには相応の心構えが必要となる。
おまけに、WHOISクライアントそれぞれの挙動が大きく異なるため、使っているクライアントの仕様にも精通していないと結果を正しく理解できない場合がある。

あ、WHOISを諦めてRDAPでやろうって話だったけど、結局それぞれのインターネットレジストリが持っているWHOIS情報をRDAP形式で無理やり応答しているだけなので、期待されたほどの検索性向上には至ってないよ。

Matsuzaki 'maz' Yoshinobu
maz@iij.ad.jp